格安SIMを選ぶ時のポイント
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選択時に注意すべきこと
メリットが多い格安SIMですが、乗り換える前の注意事項がいくつかあります。
1.データ通信だけにするか、音声通話も可能にするか
データ通信のみの場合は、契約期間の縛りは基本的にないですが、通話付きプランを選択する際には注意が必要になります。
通話付きの場合は、キャリアの2年縛りほどではないですが、多くは6ヶ月〜12ヶ月の最低利用期間があることには注意しましょう。
また、通話メインで使う場合は、必ずしも安くなるとは限らないので事前に考慮が必要になります。
大手キャリアには定額通話プランがあるので、通話時間次第では乗り換え損になってしまう可能性があるからです。従って、事前に通話想定時間を計算してどちらがお得かをチェックしておくと良いでしょう。
2.au回線か、それ以外か
格安SIMと端末のセット購入の場合は気にする必要はないですが、別々に用意する場合の注意点です。
MVNO(格安SIM)業者のSIMカードには、ドコモ系とau系の2種類があります。これは、どのキャリアの回線を借りているかに左右されるからです。
業者の多くはドコモ系ですが、特に注意が必要なのはau回線を利用している場合です。au回線は、3Gの通信方式が異なるなど、ネットワークの仕組みが特殊なので、au以外の端末では適応しない場合が多いからです。
つまり、auのキャリア端末はたとえSIMロック解除しても、au回線を使っている業者のSIMでないと使えないことが多いので、注意しましょう。
このため、auからの乗り換えを考えている方は、特に気をつけて下さい。この点は端末の対応状況が業者のHPに記載があるので、しっかり確認することが大事になります。記載がなくても使える場合がありますが、自己責任になるので注意が必要です。
3.SIMのサイズ
これも端末と別々に用意する場合の注意点ですが、SIMのサイズ(標準、マイクロ、ナノ)が端末に適合しているかきちんと確認しましょう。
サイズが合わないと、基本的にSIMカードを挿入できなくなるので、チェックを忘れないようにしましょう。
なお、上記のような色々な確認が面倒な方や、不安な場合は、端末とSIMのセット販売もあるので、そちらを選ぶことをおすすめします。